公認会計士　近藤義雄　著
中国のWTO加盟に伴い2002年1月1日より全ての外国投資企業に適用されている企業会計制度について、中国会計・税務・経営の第一人者近藤義雄公認会計士が平明かつ詳細に解説、中国進出企業必読の書！
姉妹本「中国現地法人の企業会計制度−日中対訳」同時発売中！！

書     名：中国現地法人の企業会計制度―解説
発 行 日：2002年4月3日 　　　　　
体      裁：A5判180頁 　　　　　
定　　 価：本体2,000円+税 　　　　　
著      者：公認会計士　近藤義雄

　2002年から外国投資企業に適用される企業会計制度は、これまでの会計制度とは異なり、国際会計基準を採用した本格的な会計制度となりました｡
　本書は、この複雑で難解な企業会計制度を少しでも理解しやすいものにしようという発想で作ったものです。
　 まず、全体の構成を会計制度と会計科目、会計基準の三部に分けました。解説を加えたのは、主に第一部の企業会計制度の概要です。第二部の主要な会計科目の解説は、一読して全体が把握できるように主要な会計科目の解説を簡潔にまとめたものです。第三部の主要な会計基準の解説は、今回の具体会計準則について集約して整理し理解しやすくしたものです。いずれも、企業会計制度の関連項目を内容に沿って項目別 に整理したものであり、内容そのものは変更していません。なるべく原文のニュアンスを残すことにより、正確な理解ができるようにと考えたからです。
　本書は新しく始まる企業会計の入門書にあたるものです。中国現地法人で実際に会計を担当されている日本人の方々、また、日本の本社で現地法人をサポートしている方々、これから中国に現地法人を設立されようとしている方々のご理解に、本書がお役に立てれば幸いに存じます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜著者「はじめに」より〜

はしがき

・　企業会計制度の概要
1. 中国の会計制度
2. 企業会計制度の概要
3. 財務諸表の様式
4. 重要な改正内容

・主要な会計科目の解説
1. 流動資産
2. 棚卸資産
3. 長期投資
4. 固定資産
5. 無形資産等
6. 流動負債
7. 長期負債
8. 所有者持分
9. 収入
10. 原価および費用
11. 利益と利益分配

・主要な会計基準の解説
1. 連結と持分法
2. 資産減損引当金
3. リース
4. 債務再編取引
5. 非貨幣性取引
6. 借入費用の資本化
7. 税効果会計
8. 会計上の修正
9. 偶発事象
10. 関連当事者
11. 外貨建取引換算